ストーリー

パタゴニアの南は小さな喫茶店。
2008年の春、WATER WATER CAMEL というバンドのシンガーソングライター・齋藤キャメルが、故郷山梨でパートナーとふたり、その幕を上げました。 パタゴニアの南とは、世界の果て、旅が終わる場所。つまり心の安らぎを象徴しています。

ふたりにはいつか海沿いの家で静かに暮らしてみたい、なんていう可愛らしい夢があったものだから、店を始めて7年後の2015年に移住を決意します。愛する山梨には何しろ美しい山や湖は数あれど、海はない。選んだ先は福岡。特に身寄りや親しい友はいませんでしたが、福岡の総合的なポテンシャルは魅力的なものでした。

移住後しばらく店主はひとり、音楽制作とコンサートに没頭。再び日本中を旅します。またTOMMY BEEFというお店の立ち上げをお手伝いしたりとやや人生を遠回り。

そして2021年。世界が未曾有の新型コロナの嵐で大混乱の中、パタゴニアの南は再び幕を上げます。場所は長丘。鴻巣山(こうのすやま)を背にする丘の町です。鴻巣山からは福岡の街と、山々と、そして海が見えます。

パタゴニアの南のコーヒー

今日のコーヒー豆は、約1000年かけて、品種改良を重ねながら、主にコーヒーベルトと呼ばれる世界中の温暖な地域で栽培・生産を拡大してきました。

パタゴニアの南は世界中すべてのアラビカ種コーヒーの起源・原種である、エチオピアやイエメンの豆に特にスポットを当て取り扱っています。一般的にモカと呼ばれるこれらの豆は、はるか昔から自然に自生していたコーヒーの木にできるため栽培方法もシンプル。農薬を必要とせず、小規模の農園が手積みで丁寧に精選・生産しています。

私たちはピュアなルーツを持ったこれらのコーヒーに強く惹かれ、希少なイエメンの農園とダイレクトトレードできるモカコーヒーオリジン社と契約し、日々仕入れを行なっています。

焙煎は分厚い鉄と火を使い、一般的な方法より低温で時間をかけ、香りと甘みを引き出し、それらが失われないよう工夫しています。焙煎は週3日、常に新鮮な豆を用意しています。

パタゴニアの南のコーヒーが豊かな暮らしのお役に立てたら幸いです。